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2009年5月27日 (水)

ティーンズノベル

栗本薫女史がなくなったというニュースを聞いて驚く。まだ若かったハズと思ったら、癌ということでした。
先日亡くなった忌野清志郎もそうだったけど、まだまだ現役で何十年もやっていけそうな人たちが亡くなるのは、なんともやるせないです。現代では、癌はまだまだ恐ろしい病気だ。
 
 
実のところ、僕は栗本女史の作品を、まっとうに読んだことがありません。
僕がその昔、和制ファンタジーを読み漁ってた頃には、すでに著名で人気も高かったけど、その代表作であるグインサーガが、すでに50巻を過ぎて、さらに100巻まで行くという内容だったので、「こりゃ、おいそれと手を出せないなぁ……」と思いつつ現在に至ります。
そのグインサーガも、126巻まで出たところで、未完のまま終了ということになるのか……。誰かが続きを書くかもしれないけど、それは「完結させるための創作」になってしまうかもしれない。

最近、ちょっとラノベを読み始めています。図書館に行って読むのもあるし、買って読むのもあります。
僕がこの手のを最初に読んだのは、富士見ファンタジア文庫が創刊したあたり。そして、たびたび言ってるけど、この手のを読まなくなったのは、「ロードス島戦記」があまりにヒドかったから。
話題に上がるものは目を通したりしたけど、しっかり読んだ作品は、ここ数年ありませんでした。

で、いくつかの作品を読んで、あらためて思ったけど、中高生がターゲットとはいえ、こんなに思春期的妄想炸裂話を毎月100冊近く量産し続けてるってのはどうよ?
――イヤ、確かに、どの作品にも面白い箇所とかはあるんだけど……全体的に「アイディア勝負!」で、タイトルと挿絵と登場人物のキャラクター性が作品の構成要素のほぼ全てで、文章はそれらを説明するためだけにあるって感じでした。それにしたって、結局はラブコメが基本だし。
「そういうものでしょ?」と言われればそれまでなんだけどね。それに、ここ2カ月で30冊くらい読んだだけなので、まだまだ面白い作品はいっぱいあると思うし、「これはこれで面白い」とも思うんだけど、それが「各社合わせると月100冊前後」というのは、さすがにおかしいと思う。
 
あと、現代ものの作品のほとんどが、登場人物みなオタク要素持ちってのは、けっこうウザイ。
大体、周囲からオタクといわれるキャラが一人いるんだけど、そいつの知識について行けたりツッコミの仕方とかから、周辺全キャラオタクにしか見えないってのがね。まぁ、作家自身がそうなんだからしょうがないだろうけど。
これはラノベだけじゃなくて、ひところから大量生産され始めた4コマ漫画でもそうなんだけど、やたらオタが多くて、文化祭を一大イベントとして取り上げる作品が多すぎる。
他はともかく、ここだけは、僕には合いません。
 
 
とりあえず、ここ数年でアニメ化された作品ぐらいは読んでおきたいなーと思っています。そんな感じで、次から次に出てくるものを読んでいくと、著名な過去の大作を読み返す時間はなくなっていくのでした。
そういう意味でも、大量に送り出されるラノベは、時間の有り余っているティーン向けなんだろうなと思いました。

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