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2010年10月18日 (月)

DIGITAL CONTENT EXPO 2010

というわけで、昨日はDIGITAL CONTENT EXPO 2010に行ってきました。
 
 
会場は、お台場の未来科学館。このあたりは、副都心計画のときに建てられた公共施設があったり、道路や公園も整備されていたり、ビーナスフォートも結構普通のテナントが入ってきていたりして、なかなかいい町になってきてる印象。未来科学館の正面には、普通に人が住んでるマンションとかあって、ちょっと不思議な感じ。
でも、行った当日は、すぐ近くの区画で、爆音のクラブイベントをやっていたのでちょいとゲンナリ。東京テレポート駅付近までがんがんに音が響いてきてたんだけど、あんなん許可していいのか?
 
 
それはともかく、ちょいと展示を眺めに行った去年と違い、今年はセミナーを聴きに行ったので、その開始時間前の10:00過ぎに会場へ到着。出掛けに、セミナー受付登録用紙をプリントアウトしたものをカバンに入れ忘れていて焦りましたが、余裕を持って出ていたので十分間に合ってよかった。
 
さて、その聴きにいったセミナーというのは『VOCALOID-P養成講座 ~あなたもPになれる!~』。
先週末にウチの音屋が別件の展示会に行ってきたときに、このセミナーの存在を聞いてきたので、今度は僕が乗り込んでみたのでした。
内容は、ボカロエディターを使った操作でもと、それに伴奏をつけてニコ動に上げる。それと、すでに活躍しているユーザーの実データを見ながらのトーク。
このセミナー自体は、ニコニコ生放送でも流れてたみたいです。会場にいたから見てないけど。
 
デモで使われたのは、最近発表されたYAMAHA純正のVOVCALOIDである「VY-1」。エディターはYAMAHAのしかないから、どれでも同じ画面のはず。
デモで見る分には、簡単に入力していってるんだけど、実際やると難しいんだよね。
で、はじめてVY-1の声を聞いたんだけど、聞いてた話より普通の声だなーと思って見てたら、ステージの袖からなにやら人が出てきてデモンストレーターにしゃべって引っ込んでいく。
 
 
VY-1だと思っていたら、インターネット社製のLillyでしたとさ。
 
 
気を取り直して、すでに作成してあったと言う完成品を読み出して再生。
 
 
……リンじゃねーか。
 
 
このあとも、何度かリンのデータを読み込むと言う事態発生。シュタインベルクのデフォルトボカロはリンなのか?あるいはApendのテストで使い込んでたとか?
 
 
ともかく、いろいろなトラブルをはさみながら、セミナーは進んでいったのでした。
この辺詳しく書いてもあんまり興味ないだろうから割愛。
その場で作られた動画は↓

【ニコニコ動画】DCEXPOだいすき
 
 
個人的にはかなり参考になりましたね。300人くらい収容のホールがほぼ満席というあたり、さすがの人気。
あ、ウチのボカロサークル、いまだ始めてませんが、一応来年の初めからやることにしてます。2年間限定で、リアルイベント不参加の予定になってます。今のところ、その予定通りに制作中。
 
 
 
そのセミナーも12:00で終わり、一般展示物を回ってきました。
 
Dcexpo10_01

ラブプラスの場違い感はハンパなかったです。デモも何もないし。各所のARは、記念撮影してる人まったく見なかったけど。

Dcexpo10_02

ヘッドマウントディスプレイをつけたVRなんかもありましたね。
 
Dcexpo10_03

YAMAHAのブースは人が多かったです。ネット上でセッションするツールのデモとかありました。
ここでは、今回発表になった、iPhoneとiPadで動作するVOCALOIDをさわってきました。
iPadのやつは、かなりスムーズに動いていました。エディットもしやすいし、パラメータをタッチで操作できるのはいいですね。まだ和音には対応してなかったみたいだけど。あと、同期は取れないので、そのへんどうするんだろう?
iPhoneの方は、やや微妙。かなりお遊びツールな感じでした。が、それでも、ユーザーの裾野を広げる可能性はあると思う。


あと良かったのが、自立系のロボ。

Dcexpo10_04

デモでは、3体が歌って踊っていましたが、何か動きが可愛かった。あと、右側のレン風のは、ソロで「右肩の蝶」を歌ってました。すげぇ。でも3体の中で、なぜかワンテンポ遅れて動いてました。
これ、パンフを見る限り、充電とかも自分で判断して充電ドックに入るみたい。触ったりすると反応するし、ある程度自然言語入力もできるらしい。
ベビーシッターロボとして、ギネスにも載ってるそうな。こういうの見てると、やはりSONYはAIBOをやめるべきではなかったと思うね。
 
 
こういうのがロビー側にあって、建物内では、企業の技術展示と、クリエイターの作品展示。あと、ステージではさまざまなイベントをやってました。
今回はわりとニコニコ動画を活用していて、ニコ動で「DCEXPO」と検索すると、いろいろ出てきます。興味のある方は、ぜひ。
 
 
個人的には、去年結構刺激を受けた「ASIAGRAPH」がいまひとつだったのが残念。去年が大きかったのか、今年が小さかったのか。シアターの作品も、ぜんぜん感銘を受ける作品はありませんでした。
思うに、創作のための技術がう行き詰ってるんじゃないかと。当たらし物好きなクリエイターがこぞってCGにやってきたけど、もうみんなある程度、実験的なことはやりつくしちゃったんじゃないかと。
これが芸術に昇華されるものもあるんだろうけど、CGは芸術の方向に進むのではなく、もっとコマーシャリズムを追求したほうがいいと思う。
 
 
ほかにもいろいろ見て回って、結局5時間くらいはお台場にいた感じ。
去年は、ほぼ3D一色だったけど、今年はARとかが顔を見せ始め、それに加えて、フィジカルに動くものが増えた印象。で、去年も今年も同じく、音響関連の話題はごくわずか。VOCALOIDが目立っているけれど、音響だと、本当にそれくらいしかない。
 
 
DIGITALになってコンテンツはすぐにコピーできるものになったと言われるけれど、発想の原点は人から生まれるもので、それ自体はコピーされるものではない。
生活必需品の進化が鈍る中、技術の飛躍は嗜好品に向けられていて、それは結果として、ユーザーをクリエイターにする。
でも、本当にみんながクリエイターになるのかは疑問だし、世の中にいるクリエイターがどれほど一般人と違うのかも判断しづらい。
 
だから、こういう機会に、コンテンツを通して「創作って何だろう?」って考えるのっていいなーと思ったりしました。
来年がどうなっているかも、なかなか楽しみだ。

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