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2011年8月15日 (月)

C80のあった日

あらためまして、C80でウチのブースに立ち寄っていただいた方々、どうもありがとうございました。
僕がいないときに来られた方もいたみたいで、すみませんでした。こういうとき、ツイッターでも使っておけばよかったかと思いましたが、IDEOSでフリック入力だと、画面の半分くらいが文字入力で埋まるので、書ける気しないんですよね。
 
 
 
で、当日は本も置けませんでしたが、それを決めたのが前日の夜11時ごろ。ここ数年、過去作のリテイクを何度も何度もやっていたら、いろいろと見失ってきたので、とにかく何でも良いから書いてみようと思って作ったら、ホントにしょーもないものが出来てしまったので、心の中にそっとしまったのでした。
 
で、「じゃぁ、POPとペーパー作ってスペースの体裁を整えねば」と、当時通知に置かれていた絵を描き始めたんだけど、ここで思わぬアクシデント。
実は、去年PCを新調したあとも、プリンタとスキャナは古いPCにつなげて使っていました。場所を取る機材は別所に置いて使ってたんですよね。
で、引越し後しばらく古いPCを使っていて、ここ1週間くらいでDELLノートを引っ張り出したんですが、そのときに旧PCを片付けたんですよ。それでDELLノートにスキャナをつないだら――
 
 
「接続された機器はWindows7と互換性がありません」
 
 
というわけで、急遽、しまった旧PCを出すことになったのでした……。
 
 
その後、絵は朝の3時前には描きあがったんですが、このあと第2の機材トラブルが。
実は、先日新しくインクジェットプリンタを導入したのです。新しく買ったのはエプソンの「PX-5V」。しばらく前に展示会で見てきたヤツね。まぁ、コレを買った週末も、変えのインクがなかなか見つからなかったのと、あまりのインクの高さに驚愕してしまったのだけど、実際にはじめて使った昨日も、驚愕の事実が判明。
 
 
ウチにある用紙がことごとく顔料インクに対応してない……。
 
 
今までそんなに気にしてなかったけど、結構顔料用と染料用で用紙の相性が違うのね。
はじめ、いつも使っている厚手の半光沢を使ったら、あまりに粒粒で、まるっきり高級プリンタの効果が出せていないし、次に光沢用紙を使ったら、完全にインクが乾かないまま印刷されてデロデロだし。最終的に、いくつかあった光沢用紙のひとつがまぁまぁの出力だったのでソレを持っていったんだけど、今日確認したらガッツリ色が削れてました。
これは、ちゃんと印刷できる用紙を探すまで、時間がかかりそうです。
まぁ、純正用紙を使えばいいんだけど、アレ、裏にEPSONロゴが入ってて、邪魔なんだよね……。
 
 
そんなこんなで、作画に2時間半、印刷に1時間半を要した残念なPOPを作った後、それをそのままペーパーにしたところでタイムリミット。っていうか、ペーパーの印刷時間が恐ろしく早くて、やっぱカラーレーザーを買ってよかったなと思いました。しかし、このカラーレーザープリンタより、PX-5Vのほうが高いというのには、驚きを禁じえません。 
 
 
 
急いで準備してビッグサイトへ向かったのですが、乗り換え案内サイトで調べていた電車だと、どう見ても品川での接続時間が間に合わないので、それより早い電車で移動するために、名古屋駅まで自転車移動。それ自体は普段からやってるんだけど、荷物がデカイから、ちょっと大変でした。
東京行きの新幹線は、名古屋発のに乗ったので快適でした。が、起きたときには満席でした。
 
 
国際展示場駅に着いたのは8時半過ぎ。で、入り口封鎖前にサークル入場者がなぜか待たされたので、ビッグサイトに入ったのは9時を過ぎたところ。
うっかりサークルスペース表記を間違えて印刷してしまったPOPを修正し、売る本がない胸の告知を書いて準備完了。いつものようにピクチャをやってみたんだけど、あまりに人がいなくて残念。もう、みんなツイッターとかに流れちゃったんだろうなぁ……。通信も悪かったし。
 
 
会場後は、いつも通りのんびりとしておりました。そして平謝り。
次はなんとしても本を出したいけど、今週末なのよね……。
 
 
 
4時の閉会後は、ラジオ会館最後の雄姿を見るために秋葉原へ。コミケあとに秋葉原へ行くのは、久しぶり。
 
Radio_final01

閉館は午後7時だったから、もう終わり直前でしたが、一般には開放されていなかった屋上に上れたりして、楽しかったですね。
 
 
そのとき撮ったビデオからの切り出しを以下に。
それなりに数あるので、ここからは見たい人だけ、どうぞ。

 
Radio_final02

これは3FのK-BOOKS跡地。
 
Radio_final03

貼ってあったチラシ類も、いくつかはそのままでした。
 
Radio_final04

こっちは、さっきの写真の同人&古本とは反対側の、商業誌スペースの方ですね。なんかやたら品揃えがよくて、帰り際によく寄っていた覚えがあります。

Radio_final05

ひとつ上の回の、旧海洋堂ホビーロビー。ラジオ会館をオタク系が侵食して行ったのはこのあたりからだったと思うんだけど、もう記憶が定かじゃないなぁ。
 
Radio_final06

このフロアガイドみたいに、いくつか番号が振られたものがあるんだけど、これらは非公開入札形式でオークションが行われていました。思い出のある人は多いだろうし、いい処分法だと思います。
……まんだらけに流れたら虚しいけど……。
 
Radio_final07
 
ここはボークス跡地。部屋の隅から、ドールがあったあたりを写してる感じですね。
ラジオ会館のホビーショップでは、一番ここへ多く来てましたが、なぜか他の店よりも上の階にあって、来るのが大変でした。
 
で、今までが、よく行っていたお店の最後の姿を追う旅。
Radio_final08
ここからは、今まで通行止めだった、ラジオ会館事務所がある8F。
 
Radio_final09

ここは、じゅうたんふかふかな応接室。隣に、同じ雰囲気の社長室がありました。

Radio_final11

で、その隣に、休憩所みたいな(というか旅館みたいな)和室があって――

Radio_final10

その窓からは、なんと日本庭園が。
っていうか、屋上に日本庭園とか、どこの金持ちだよって話です。まさか秋葉原の、しかもラジオ会館が、こんなしゃれた建物だったとは。
 
Radio_final12

庭の向かい側、「企画室」と書かれた部屋から見た庭園。残念ながらすでに夜だったので暗くてよく見えないと思いますが、結構ちゃんとした庭園でした。会社にこんなところがあるなんて、良いね。
で、こういった企画室で――
 
Radio_final13

タイムマシン発表会の段取りとかの打ち合わせが行われたのでしょう。
いや、8Fのこの会場、あまりに狭くてビックリ。50人も入ったらいっぱいだと思う。
 
Radio_final14

8Fの全体はこんな感じ。といっても、コレじゃ他のフロアと変わんないけど。
まぁ「庭」っていうのが、すごい不思議な感じです。8Fなのに。
 
Radio_final15

屋上への会談では、こんな案内が。時期が時期だしね。
ちなみに、白衣を着た人は、そこそこの人数いました。少し前の九十九のツイッターでは、「未来ガジェット研究所」と刺繍の入った白衣を着た人がサンボに現れたとか。みんないろいろ考えるね。
 
Radio_final16

そんなこんなでいろいろ眺めているうちに、閉館の7時に。
僕が入れたのは30分程度でしたが、それでもいろいろと懐かしかったり、新しかったりで、楽しい時間でした。僕みたいな地方出身者でもそうなんだから、ここでずっと働いてきた、日本の電化製品発展の歴史を知っている人たちなんかは、もっといろいろと思うところがあるんだろうね。
 
Radio_final18

日本のPCの歴史もここから始まってるわけだけれど、そのラジオ会館がなくなる今年、日本のPCの歴史とともに歩んできたNECのPC部門が、中国企業であるLenovoに買われたというのは、やはり時代なんだろうなーと思わざるを得ません。
まぁ、IBMみたいに社名自体は消えなかったけど、ThinkPadのその後から考えて、PCにNECのロゴがのらなくなる日も、そう遠くはないんじゃないかなーと思ってます。
 
 
Radio_final17

で、帰ろうと1Fまで戻ってきたら、なにやらみんな足元を写しているのでなんだろうと思ってみたら――
 
Radio_final19

定礎でした。
当たり前だけど、僕よりも年上なんだよね。
 
 
Radio_final20

最後にシャッターが下りるところまで眺めていました。
秋葉原電気街口正面で長く街を見つめていたビルが消えるというのは、結構寂しい話です。駅のデパートが立替によってまったくの別物になってしまったのを見ているから、なおさら。
でも、秋葉原は未来に生きている町なので、変わるのは必然だとも思います。懐古しつつも結局新しいものを探しに訪れる町というのが秋葉原のあるべき姿だと思います。
インターネットの普及によって、情報的にもショッピング的にも、秋葉原の存在意義って減ってきましたが、それでも、そこに秋葉原があるということが、アニメやゲーム、PCや家電、さらには昔ながらの無線や電子部品といった、講義のオタク文化の根底になっているんじゃないかなーと思ったりします。
 
僕は、地方で工業高校生なんかやってたから、東京の秋葉原といえば電子部品が普通に売られている街というイメージが強くて、実際初めて訪れた20年前なんかはそういうところでしたが、そのイメージを作ってきた一角が無くなることと、それに立ち会えたことは、いろいろ考えさせられました。
この次を作っていかなきゃね、って。
 
 
 
そんな思いとともに、名古屋にたどり着きました。新幹線では、僕の斜め前に座っていた人が、コミケ紙袋を大量に持っていて、やっぱそれで地方に帰る人とかいるんだなーと思っていたら、その人、名古屋で降りてました。
いや、もうちょっと目立たないように生きようぜ?

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